猫と暮らす、穏やかな時間の家
高台に建つ住まいは、周囲の緑を背景に、グレーと木のコントラストが際立つ外観デザイン。
大きな開口部から光がたっぷり差し込み、時間帯によって表情を変える心地よいリビングが広がります。
インテリアは無機質になりすぎないよう、木の素材感と観葉植物を組み合わせて柔らかな印象に。
吹き抜けの階段やキャットウォーク的な構成は、猫たちにとっても快適な居場所となり、家族全員が自然体で過ごせる空間を実現しています。
夕刻には照明の光が温かく灯り、外観の陰影までもが美しいシーンをつくり出します。

鋭角な屋根形状とグレーの外壁が、周囲の緑と美しいコントラストを生み出しています。
夕刻には、室内の灯りが柔らかく滲み出る温かな表情に。

浮遊感のある収納とガラスブロックからの柔らかな光が、迎え入れる空間を明るく演出します。
装飾を控え、静けさの中に上品さを感じさせる設計。

高窓からの自然光が天井面を柔らかく照らし、室内全体を明るく包みます。
床・天井・家具を統一した木質トーンで、落ち着きと開放感を両立。


家族や来客が自然に集まれる「共用の場」として、動線と視線の抜けを重視。
アイランドキッチン背面は収納を隠す引戸構成とし、生活感を抑えた美しい佇まいに。


料理をしながら景色を楽しむ——そんな時間が設計テーマのひとつ。
窓の高さとカウンターラインを揃えることで、視線が自然に抜けていきます。


勾配天井を利用し、視線の抜けと光の分布をコントロール。
開放感と包まれ感を両立する立体的な空間設計。

照明計画は、天井面の光を抑え、壁面とダイニング上のペンダントで陰影を演出。
暮らしの時間帯ごとに光の質が変化するよう意図しています。

自然光が反射し、時間ごとに異なる陰影を楽しめる空間。
